OUS Architrctural Design Laboratory 岡山理科大学 工学部建築学科 平山文則研究室

下松市市民交流拠点施設

    
所在地 山口県下松市大手町2-3
設計・監理 (株)NTTファシリティーズ
階数・構造 地上3階 鉄骨造
敷地面積 8,357.58㎡
延べ面積 4,970.05㎡
工期 2011年3月~2012年3月

ホール基本設計
タカハ都市科学研究所 大林組

ホール内装実施設計及び舞台特殊設備

平山文則の役割
市民ワークショップ、基本設計、実施設計の総括責任者、工事監理協力

下松市市民交流拠点施設

計画地は市役所をはじめとする街の中心機能が集積する大手町地区にあり、今回の施設を含めて将来的に「街のへそ」となることを意図している。 かつて公園であった敷地を東西に貫く半外部空間である「交流プロムナード」はこの建物の軸線で、その1階南側に図書館、その1階北側と2階に中央公民館を配置した明快な構成である。交流プロムナードはイベント等で使われる賑わい空間であるとともに、この施設の活動の様子を見る事ができ、出会い・ふれあい・交流の場でもある。

西側全景

計画の策定に当たって、市民ワークショップや、パブリックコメントの手法を採用し利用者の声・地域の独自性を取り入れた。


初期段階のデザインコンセプト

初期段階の平面配置イメージ

初期段階のデザインコンセプト1
交流プロムナードに面して「活動の箱」が点在しその廻りで人々のにぎわいや交流が生まれるデザイン

初期段階のデザインコンセプト2

交流プロムナードに導き入れるために、東西方向に開かれたゲートのようなデザイン

初期段階のデザインコンセプト3

四季を通じて快適に過ごせる交流プロムナードとするためにガラス屋根をかける

市役所側からの全景

鳥かん