OUS Architrctural Design Laboratory 岡山理科大学 工学部建築学科 平山文則研究室

大分放送新本社棟

    
所在地 大分市今都留3-1-1
設計・監理 (株)NTTファシリティーズ
階数・構造 地上6階 鉄筋コンクリート造
敷地面積 5,450.49㎡
延べ面積 3,212.40㎡
工期 2006年3月~2009年3月

平山文則の役割
敷地全体のグランドデザインの総括責任者、新本社棟の基本設計、実施設計、工事監理における総括責任者

大分放送新本社棟

デジタル化を契機に、2001年時点で同一敷地内にあった5つの棟(旧本社棟、旧スタジオ棟、報道センター棟、Aスタジオ棟、食堂棟)の機能を維持しながら、撤去・新築を繰り返し、最終的には「パティオ」を囲む回廊型で、生放送に対応した機能性・迅速性を高めた放送局として生まれ変わった。 「パティオ」は4つの棟に囲まれた外部空間で、新旧の空間に一体感を持たせるとともに、光と風を楽しめる環境配慮へのシンボルともなっている。また、地域の人々とのふれあいを図る事をめざし、イベント開催も可能な広い前庭「OBSプラザ」やサテライトスタジオ、地域の人々が気軽に利用できる「OBSサロン」を設けている。

南側全景

基本設計段階の外観イメージ

外観を見通せるラジオスタジオ

パティオ