6月29日に「3大学建築交流会」の初めての試みとして即日設計会が開催されました。学生のサークル間で自発的に昨年来、本学の建築サークルとと岡山県立大学の建築サロンは年に2回の交流会で建築に関する談義を行ってきましたが、本年からは記憶に残る企画を岡山大学も含めた県内3大学の「建築交流会」という形態で展開していくことになりました。

　1回目の本年は課題も交流会で作成し、テーマは「首都圏から岡山県へ移住する家族の住宅と新たな地域のよりどころとなる場所提案」とおき、場所は岡山県中央卸売市場近くで、公共空間と住宅1戸の設計提案となりました。参加者は岡山理科大学14名(3年生4名,2年生3名,1年生7名)・岡山県立大学10名(3年生5名,2年生5名)・岡山大学2名(4年生2名)で混合の３チームに分け、14時過ぎから18時ごろまでの作成後にプレゼンテーションと講評会が行われました。学生同士の意見交換の後に、本学から増田教授、弥田准教授、県立大学からは吉田教授、畠准教授が講評に加わりました。

　学生主体で初めての試みでしたが、３大学の建築学生が自発的に企画に取り組んだ意義は大きなものがあります。今後は年間の企画を充実させ、オープンな場での発表・展示なども含めて進展を望んで継続していきます。