INTRODUCTION学科概要

 
 

学科長ごあいさつ

 建築学科は、気候温暖なこの岡山に2007年に創設され、意匠、構造、環境設備の3分野を総合的に学習できる岡山随一の建築学科として発展してきました。現在の学生数は、20184月時点で327名(学部生314名、修士課程12名、博士課程1名)を数えます。

 現在の建築業界は、東京オリンピック・パラリンピック関連施設の建設に代表されるように超多忙な時期であり、省力化やAI化が今まで以上に必要とされています。一方、自然災害の猛威も多発し、防災、減災、事業継続性(BCP)も重要な課題になっています。また、地球環境に目を向けると、地球温暖化に対する抑制対策が待ったなしの状況になってきています。これらの課題に対する取り組みは、建築に携わる我々に与えられた重要な使命と考えています。

 建築は一度建設されると長期に亘る社会資産となります。したがって、意匠的な観点だけではなく、歴史的背景や都市計画上の観点も重要なファクターとなります。もちろん、安全のための構造計画や、省エネルギーを実現する設備計画なども重要です。また、建築は常に建物を使用する「人」を対象とする領域ですので、人間工学や、空間の感じ方や温熱的快適性など心理学や生理学にまで及ぶ幅広い学問分野です。

 これらの自然科学や工学と芸術性を融合し新たな文化を生み出すために、建築学科では多彩な教授陣をそろえ、次なる時代に対応した豊かで独自性のあるカリキュラムの展開を模索し、少人数ゼミ形式の演習系講義をはじめ、構造実験棟や人工気候室での実習など「自らの手で触れ、感じる学習」や、実学としての建築を学ぶために地域の行政や企業等との連携を重視しています。

 これらの考え方に基づき地域に根差した特色ある建築学科となるべく、さらなる研鑽を図ってまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

2018年度建築学科長 坂本 和彦

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