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CLT建築見学ツアーを実施しました

2025/07/11

7月7日に、建築学科3年生専門科目「木質構造」授業の一環として、貸切バスで、CLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)モデル建物の見学に行ってきました。CLTは、中大規模木造の構造材料として有力視され、脱炭素社会の実現に向け、官民をあげて普及が図られており、現在開催されている、大阪・関西万博でも、多数のパビリオンで使用されています。国内最大手のメーカーが岡山県に立地し、県内には、モデル建物が多数、建設されています。

3年生20名程度が参加し、まず、真庭市内に立地する、CLTを壁・床に現し(仕上げ)で使用している、「ホテルサンライズCLT棟」、斜めに配置されたCLT壁が特徴で、数々のデザイン賞を受賞している、「木テラス」を見学しました。次いで、「北房小学校・こども園」に行き、北房観光協会の方の案内で、小学校では、メディアセンター、体育館などの集成材による大空間や一般教室を見させていただき、こども園では、遊戯室の集成材構造や保育室など、大変貴重な見学の機会を設けていただきました。猛暑の中、半日を費やしてのハードな内容でしたが、大変有意義な学外実習となったようです。

見学の受け入れを快く承諾いただいた、真庭シティホテルサンライズの皆様、北房観光協会、北房小学校・こども園の教職員の皆様に、厚く御礼申し上げます。

   ホテルサンライズCLT棟(上:外観、下:壁・床にCLTを現し)

              木テラス

        北房こども園の遊戯室の集成材構造

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